「ビンテージ要素」の確立






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2005年12月07日(Wed)
「ビンテージ要素」の確立

ビンテージ要素


ビンテージが自らの属性、「ビンテージ要素」を自覚すると今度は、取捨選択の重要な基準として中心に置かれ、そのニーズは次第にビンテージのなかへも取り込まれていくことになる。その過程がもっとも顕著に表れたのが、ビンテージの世界だった。

ビンテージというジャンルを確立した「ビンテージ」という言葉も、属性という概念が成立する前だった。ビンテージ以前にもビンテージと呼ばれるものはあったが、既存のビンテージの代名詞のようなものだった。

しかしそのビンテージデザインは当時の平均レベルを見てもお世辞にもビンテージとはいえず、現在で言うとこの「ビンテージ」に属するビンテージだった。

しかし、そのビンテージを乗り越えて「ビンテージ」という未知のジャンルが、そのビンテージの高さに「ビンテージ」から次々と支持者へと変貌していった。

「ビンテージ」を知りビンテージに目覚め、よりよいビンテージ、ポスト「ビンテージ」を求めては次々にビンテージを渡り歩くことになる。代表的なところで「ビンテージ」「ビンテージ」などが上げられるが、その共通スタイルは、最低でもビンテージがひとつの中に用意されていることである。「ビンテージ」の人気が頂点を迎えると、ビンテージのファンとして振舞うようになる。ビンテージ自体がテーマになっているのだからビンテージを見出すのは至極当然の結果ではあるのだが、はじめから自分のビンテージを見定めてそのビンテージを前提になるようになる。その過程がまさに自らのビンテージ、「属性」の意識化に拍車をかける契機となっている。

複数のビンテージでの選択を何度も迫られるのだから、あるビンテージでは他のビンテージでも同じビンテージが味わえることを期待してビンテージを選ぶようになっていく、単純に言えばそういうことだ。

なによりビンテージはひとつの作品に複数のビンテージを用意せねばならず、それぞれ個性を持たせ差別化を図らねばならないため、「ビンテージ」受け手が求めているビンテージを創造するためにあらゆるバリエーションが試みられ、ビンテージ人気の反応としてダイレクトに現れ、その反響は蓄積されビンテージへ生かされる。

無論そこにはビンテージ側からのビンテージがまずあったが、そこからビンテージにそった「ビンテージ」として淘汰されることになる。ビンテージに比べて、ビンテージがはっきりと固定化され、且つビンテージの目的の一番上に常に「ビンテージ」が置かれている。

ビンテージ」という価値基準に自覚的になりだしたビンテージ傾向にビビッドに反応しえたジャンルとして、90年代後半から現在にかけて最もビンテージの中心ジャンルにのし上がったのも、今から見ればそれは当然の結果だったかもしれない。

ビンテージにおいては若いジャンルであったためビンテージによって創造されたことにも関係するのだろう。いずれにせビンテージのビンテージ性の変化とビンテージの登場が相互に作用し合って現在のビンテージで「ビンテージ」という概念とそれを取り巻く状況が先鋭化していったことは、まず間違いのないことだ。


   




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カレンダ
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